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唐倉山に登ってみました。(H23.07.26)

 すでにお伝えしていますとおり7月31日(日)に唐倉山の山開きが行われます。登山道の様子を見るため、実際にどのくらい時間がかかるか調べるために実際に登山を決行してみました。
 天候は雨上がりの朝という状態で、晴れでも無く曇りでも無くといったところ。気温は早朝のためさほど高くはないものの、湿度はかなり高い状態でじっとりとした感じでした。
 写真を掲載しながら説明をしていきたいと思います。(今回持って行ったカメラはレンズが標準域のカメラであるため広い範囲が撮れていません。) 

※ルートマップを追加しました。

<画像クリックで大きな写真が表示されます>

家を出ること約1時間、国道401号線、林道木伏椿平線の分岐点に到着しました。

予定より10分くらい遅れました。
今日は秘密兵器と言いますか、ガーミンのGPS腕時計を持ってきました。

登山の軌跡(距離はもちろん、高度、傾斜も知ることができます)を知るためですが、今日は頂上でトラブル?が出てしまいました。
唐倉山登山口(=駐車場)に到着しました。
山は霧で見えないので省略です。
登山口にはトイレ
着替え所があります。
そして昨年同様、樹名表示板。
では出発です。この看板の右側を通って山へ入っていきます。
今年の唐倉山は森林の整備で間伐を行った際についた重機の跡を行く必要がありました。
タモノキの樹名表示板
ここまで登ってきて気になったのが、森林整備の際に出たホダ状の木です。道脇にあるのですが何かの拍子に転がり落ちそうな感じもしますし、美観的にも良いとは思えませんでした。

当日までにはこのあたりも整理はされるようですが、、、、
ヤマグリ樹名表示板
そしてその付近には、、、ホダ状の木
隣り合っているミズナラとコナラのきに樹名表示板。

コナラとミズナラの見分け方などがあると良いのですが、、、、

(ミズナラは葉柄(ようへい)が短く、枝から葉が直接出ているように見えます。コナラは葉柄があります。)
そしてその先にもご覧のような感じの間伐跡。
重機の跡などがあるため登山道がわかりにくくなっていますが、周りを見渡して赤い印があればそれが登山道を示します。
写真は木に印された赤い矢印です。
これは石に印された赤い矢印。
そしてこれは木に取り付けられた矢印の看板。

そのほかに赤いテープや赤い○印などもありました。道がわからない時は落ち付いて周りを見て赤い印を見つけてください。
そうこうしているうちに山の尾根が近づいてきました。
唐倉山は岩の上に土が乗っている岩山ですので、頂上付近は岩が多くなります。岩のそばをへつりながら進みます。
はだか岩の表示。

はだか岩ってどれだろうと周りをみて少し進んでみました。
(ちなみに私はこのポイント付近で脱水してしまい満足に体が動かない状態になってしまいました。給水はマメにとってください。)
多分これがはだか岩。んー確かにはだか、素っ裸ですね。
そのすぐ先には天の邪鬼(唐倉山の伝説では「でいたんぼう」と呼んでいます。)が付けたとされる足跡。
んーどうでしょう?足跡、、、、ですね。
登りの傾斜を撮ったつもりですが、全然わからない写真になりました。
下を見ると、、、、○○が縮こまりそうです。ひゃあ。
いよいよ尾根が近づきました。尾根が近くなると手がかりや足がかりが侘びしくなるためトラロープが取り付けられています。これを手がかりに登ります。
屏風岩の表示。屏風岩ってどれ?
表示板の脇から見えるあの岩でしょうか?
トラロープが何本もたらされています。これを登れば尾根になります。
尾根に到着しました。
尾根伝いに頂上へ向かいますが、尾根は岩ばかり。道幅が狭くスリルが味わえます。

私は高いところがとてもとても苦手なので、足下がおぼつかないというか、思うように動かない感じです。
標高からすればそれほど寒いわけでは無いでしょうが、尾根ではコマユミが色づいていました。
尾根から見た景色です。尾根から見る景色は素晴らしいです。
尾根から真下を見下ろしたつもりでしたが、中途半端になりました。
実際は切り立った崖状態です。
来ました「石之御柱」です。

石之御柱には「御柱岩の伝説」があります。
今はなき「やまはくブログ」の記事では緑犬さんが「石之御柱を過ぎて、来た来たキター!! ここからは、絶壁オンパレードです。 でも、実際歩くとそんなに狭く感じませんよ ...」などと書いていましたが、妄言です。狭いです。切り立っています。○○が縮み上がります。
○○が縮み上がりそうな所ですが、眺めだけは素晴らしいです。
岩に打ってあるアンカーを頼りにここを超えていきます。
怖いです。
石之御柱を無事過ぎました。
尾根伝いにしばらく歩を進めると、切り立った長めの岩が出現。素晴らしい眺望。
ここは本当に下が垂直に、、、、
札が下がっているので名称を確認。

見晴台!?

見晴””!!
”台”の部分が私にはわかりませんでした。

切り立った岩にアンカーが打ってあり、ロープが張ってあるだけの所です。
写真を撮られる方は足下に十分注意してください。
しかし、眺めは最高です。

今日は早朝登りましたので、雲海が見える様は絶景です。
見晴台を過ぎて振り返ってみたところ。木の間に見える岩が見晴台。
見晴台の少し先に角材のようなものが見えました。
その少し先にも見えています。
角材に近づいて確認してみると木が折れて、というか裂けて無くなっていました。
反対側まで行ってみると一目瞭然。木が見事に裂けています。

おそらく落雷で水分が膨張し爆発的に裂けてしまったのでしょう。
上の木から10mくらい行ったところには樹皮がむけてしまった松の木。これも落雷のためでしょう。
さらに15mくらい行ったところ。
そのさらに先でも。山の頂上は逃げるところが無いので天候の変化を機敏にとらえる必要がありそうです。
黒松と赤松の樹名表示板
樹名表示板を超えたところで下の駐車場が見えました。
今日は望遠側が75mmですが、それなりに車の形がわかりますね。
いよいよここからが最大の難所です。
注意を促す看板。ここから戻るもよし、行くもよし。ただし下山道で考えると進んだ方が多少楽。
馬の背状の細い岩の上の道を進み、途中からは岩に張られたチェーン、アンカーを頼りに進みます。
反対側を向いていた表示板を見えるように直してみると、「飛びつき岩」と表示されていました。
写真の右下に見えるチェーンを手がかりにして、半泣きで進んでいきましょう。
夫婦松の表示が見えました。頂上まであとわずかです。
やっと頂上到着です。ここまで約1時間45分。予定より15分遅れです。
山頂を示す表示板が寝ていたのでおこして撮影。

遅れた理由は脱水による身体機能の低下と尾根道に対するビビリによるものです。
近くに山頂の高さを表示する板。高さが20cmほど違うようです。

つわものは右に見える岩の上に立って記念撮影をするようですが、私はできません。当然おすすめもしません。
三角点
尾根からの眺めは見晴台に比べると今一な感じです。
山頂は小さいので、山開きの日にここでゆっくりすることは無理な感じです。
頂上にある樹名表示板。
ナナカマドには実がたくさんついていました。
この登山口と書いてある所から下山します。
下りの千年松、下りの万年松。

下りは尾根伝いに歩く時ほど緊張はしませんが、傾斜が急で、下の方まで滑落しそうな場所もあります。

また、根が下へ向かって張っているなど滑りやすい条件もそろいますので、ロープのある場所ではロープを、無い場所では木を手がかりにながらゆっくり下りてください。
この樹名表示板を含め途中数カ所に登山口を示す看板が出てきます。道の方向が不明な時は赤い印やトラロープが見えないかよく見てみましょう。
間違わずに下りることができると登山口(=駐車場)から登山道へ向かう道の途中に出ることができます。
ここまで頂上から45分ほどでした。

登山口では冷たい山水で顔、手を洗ってください。生き返ります。
登山口までの林道脇には「清めの滝」という小さい滝があります。

小さいため、すっと過ぎてしまうのですが、林道脇にあるトチノキの樹名表示板を目印にしてください。

すぐ近くに「清めの滝」があります。
これが「清めの滝」です。
落差が3mほどの小さい滝です。

昨年と少し様子が違うようですが、小さくても日本的な美しい滝です。
帰り道ケヤキの樹名表示板。

これにて終了です。
 写真冒頭で紹介したガーミンのGPS腕時計に記録されたデータから作成した登山ルートマップです。
 今回はSTOPボタンが何かに当たってしまいデータが記録されていないことを下山途中まで気付きませんでした(普段時計をしない右腕だったことが原因ですね)。データ欠測の部分を自分なりに補間した部分が青い線です。
 矢印が示す名称はラップ時間と写真に記録された時間を照らし合わせて表示してみました。カメラの時間がずれていると意味が無くなってしまいますが、遊び心程度のものとして見てください。(記事に戻る
 唐倉山は3時間ほどで登下山できる山ですが、時間と標高の割には難易度の高い山です。特に尾根から頂上までは馬の背状の道幅の狭い道、岩肌にへつりながら進まなくてはならない道があり、道脇は絶壁です。十分に注意しながら登山をしてください。
 また夏の暑い時期の登山ですので飲料水(ミネラルの入ったもの=ポカリスエットのようなものを半分に薄めたものが良いです。)を多めに用意してください。汗をかき始めたら少量ずつ飲むのが良い飲み方だと思います。
 

唐倉山山開き

と  き 平成23年7月31日(日)
内   容 ◆午前7時30分:受付(唐倉山登山口)
◆午前8時00分:山開き式典
◆午前8時30分:登山開始

○イベント
・先着200名様に登山記念バッチを差し上げます。
・下山後に地元産品が当たる抽選会があります。

◆    パンフレットはここをクリックしてください。
集合場所 唐倉登山口(南会津町木伏):ページ下部に掲載した地図をご覧ください。
問い合わせ先 唐倉山登山案内所(民宿松葉)
電話番号 0241-72-2282
アクセス ○会津若松市より国道118号線、同121号線、同289号線、同401号線、林道木伏椿平線を経由し1時間40分
○東北自動車道西那須野塩原I.Cより国道400号線、同121号線、同289号線、同401号線、林道木伏椿平線を経由し1時間40分
○磐越自動車道小出I.Cより国道252号線、同289号線、同401号線、林道木伏椿平線を経由し1時間50分
料金 無料
持って行くと便利なもの ・登山用ステッキ(伸縮性のものが便利と思います。)
・トレッキングシューズ、登山靴
・手袋(軍手ではなく手にフィットするものが良いです。)
・水(途中にわき水はありません。)
・カメラ(運が良ければ眼下に広がる雲海が見られます)
・着替え


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御柱岩の伝説(記事に戻る)

唐倉山の尾根の一角にある裸岩の頂上にアマノジャクたちが一夜にして薬師堂を建てる計画をたて、唐倉山の北方にある黒岩山から石の柱を運び始めた。 しかし一人の怠け者のアマノジャクが仕事に嫌気がさし、鶏の鳴くまねをした。 すると夜が明けたと勘違いをした他の者たちは、石の柱を放り投げて帰ってしまったという。   『南会津・鬼怒の山50』(随想舎 1996)より

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